1990-04-26 第118回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
現時点ではタンクを建造する造船所等につきましては具体的に承知しておりませんが、白島石油備蓄株式会社の曳航計画はおおむね三、四年先であると聞いておりますので、その内容が具体的に明らかになりました場合には上五島石油国家備蓄基地に係る曳航事例等を参考にしつつ、船舶交通、漁業操業状況等の海域特性に応じた曳航計画の策定、曳船、警戒船等の船団構成、気象、海象予測、通信連絡等海陸一体となった管理体制等につきまして
現時点ではタンクを建造する造船所等につきましては具体的に承知しておりませんが、白島石油備蓄株式会社の曳航計画はおおむね三、四年先であると聞いておりますので、その内容が具体的に明らかになりました場合には上五島石油国家備蓄基地に係る曳航事例等を参考にしつつ、船舶交通、漁業操業状況等の海域特性に応じた曳航計画の策定、曳船、警戒船等の船団構成、気象、海象予測、通信連絡等海陸一体となった管理体制等につきまして
○村山(喜)委員 それはやはり明らかに、普通地域であろうが何であろうが、つくる目的の主たるものは石油国家備蓄基地の建設に当たる。しかも、それは分譲を目的としている。大部分が分譲を目的としているわけですから、単なる車道ではなくて分譲を目的とした道路の建設が行われるという形に真っすぐに物を見なければならないのじゃないでしょうか。
まず、先ほど先生御指摘の臨調答申との関係でございますが、臨調答申の中では「石油国家備蓄基地建設費の原資の一部の借入金への切換え」ということでございますが、私どもは五十六年の中ほどから国家備蓄の建設原資につきましては出資金からすべて借入金に切りかえております。
第一が、「石油税の石炭・石油等特別会計への繰入れについては、石油国家備蓄基地建設費の原資の一部の借入金への切換え、石油探鉱投融資の対象事業の厳格な選定、市場機能を活用した代替エネルギー導入対策の実施等により、特定財源制度に安易に依存することなく、繰入額の圧縮を図る」。それから二つ目は、「石炭対策についても、石炭鉱業の自立をめざすとともに、事業の効率的実施により経費の節減を図る」。
○久保亘君 昨年の八月の総合エネルギー調査会の長期エネルギー需給見通しの下方修正などもございますし、またこの報告は石油国家備蓄基地の完成時期を二年程度おくらせるようにという意見も述べてまいっておりますが、こういうことをずっと総合的に考えてまいりますと、石油価格の値下がり、需給の緩和、そしてこの石油政策というものを根本から見直すような段階に来たということ、つまりもはや石油をかつてのように高い比重において
ただいま御指摘のように、むつ小川原の第二次基本計画におきましては、工業用地を二千八百ヘクタール造成をいたしまして、先ほど申されましたような石油コンビナートを中心に開発を進めるということに相なっておるわけなのでございますが、現在二千八百ヘクタールのうち、石油国家備蓄基地といたしまして二百六十ヘクタール余が売却をされておるという状態で、国家石油備蓄基地の第一号としてすでにオイルインが始まっているということでございます
環境破壊か地域開発かということで対立をいたしております志布志湾の石油国家備蓄基地の問題についてでありますが、石油税収の激減による石特会計の逼迫、そして民間のタンクの大量余剰の利用が可能となっているというようなことがございまして、政府は国家石油備蓄基地の建設ペースをダウンさせるなど備蓄計画を見直す方針と聞いておりますが、このことについて通産大臣の具体的な考え方をお聞かせいただきたいと思うのであります。
○原国務大臣 これもこの前お答えしたかと思いますが、石油国家備蓄基地の立地ということにつきましては、これは環境庁が所管しているところではございません。環境庁としては、この問題につきましてもあくまでも公園法上の観点から考えてきているわけでございまして、公園法上これは国定公園の普通地域でございますので、法律どおりに解釈すれば、これは知事に対する届け出で済むという地域でございます。
○原国務大臣 石油国家備蓄基地計画によって、志布志もその一つの候補地の適地として挙げられているということは、私も承知いたしております。しかし、石油国家備蓄基地の、いまいただきました資料でそれに要する経費等がいろいろと書かれておるようでございますが、そのものについては、先ほど来御答弁申し上げておりますように私どもの所管するところではございません。
○原国務大臣 石油国家備蓄基地計画に基づいて石油国家備蓄基地をつくるということは、これは私は公益だと思います。その公益との調整というのは、公園法上にあるわけでございます。そういうことで、公園法上の公益という点においては、石油国家備蓄基地をつくるのは当然の公益だと私は思います。
しかしながら、いろいろの情報によりますと、安楽川以南に一号地、二号地、三号地というような埋め立てをするというふうにも聞いておりますので、私どもといたしましては、今度のこの代案に示された志布志石油国家備蓄基地についてアセス等をやることについては、これは検討に値するけれども、これ以上のものを安楽川以南の浜辺はもちろん、海面についても何かつくるということになりますと、これはもう景観を台なしにすることにつながるから
それを見ますと、鹿児島県知事が来られて志布志湾地区における石油国家備蓄基地計画の代案を持ってこられたことに対して、検討に値するというふうにお考えになっている、そして検討に値すると判断をされている、こういうふうに文章はなっているのですが、この検討に値するというのはどういう意味なんでございますか。
○原国務大臣 環境庁といたしましては、いろいろな角度からこの景観の問題につきましても検討を加えて、そうして、先ほど法制局の答弁もございましたけれども、普通地域に三分の一ほどかかる石油国家備蓄基地ができましても、それを国定公園から外すというほどのことではないという判断に立っているわけでございます。
○国務大臣(原文兵衛君) 三月四日の自然環境保全審議会の自然公園部会は、九州山地国定公園、それから岩手県の早池峰国定公園、この二つの国定公園を新たに指定してはどうかという意味でもって自然公園部会にその問題がかけられたわけでございますが、ちょうど私は先ほど来申し上げましたように、この志布志の石油国家備蓄基地についてもその位置について検討に値するといったことはこれはやっぱり大きな問題であるので、この部会
これは、石油国家備蓄基地そのものをつくる、つくらないというのは環境庁の仕事ではない、権限ではないので、それはまた鹿児島県なりあるいは石油公団なり、あるいはまた関係のところとのいろいろの協議があると思いますが、ただ、そこにつくるその位置については了承するわけですね、検討に値すると言ったのは了承するわけで。石油国家備蓄基地そのものが対象というのじゃないというような意味で申し上げたわけでございます。
○国務大臣(原文兵衛君) その点は、環境庁が石油国家備蓄基地に対してゴーのサインを出したというようなふうにいろいろと報道されたりしておったので、われわれは石油国家備蓄基地そのものを建設していいとか悪いとかというような権限はないので、それは環境庁の仕事の対象外のものである、しかしそこにつくるについては、それが国定公園の景観に与える影響はどうなのかというそういう観点からいろいろと注文もつけ、代案も求め、
○国務大臣(原文兵衛君) 繰り返しますが、先ほど来申し上げておりますように、今度のいわゆる石油国家備蓄基地のアクセス案に対する代案について、これがぎりぎりの線であるということ。
○国務大臣(原文兵衛君) この問題につきましては、いま自然保護局長の方からいろいろな経過も御説明申し上げましたが、私どもといたしましては、この石油国家備蓄基地そのものをやっていいとかいけないとかいうのは私どもの所管ではございませんし権限でもございませんが、やはりこの景観を守る、そしてまたことに白砂青松を守ろうという、自然を守っていこうという気持ちは一貫しておるものでございまして、いささかも変わっておりません
○国務大臣(原文兵衛君) 先ほどもお答え申し上げましたように、私どもはいわゆる新大隅開発計画というものにつきましては正式には承っておりませんが、石油国家備蓄基地の位置につきまして検討に値するということを申し上げましたが、それはいわゆる新大隅開発計画を検討に値するといったことでは毛頭ございません。
しかしながら、私どもはやはりこれはこの全体の景観に影響があるということで、景観に与える影響が最小限であること、そしてもちろんのこと国定公園の解除などにはつながらないということで、環境庁としては白砂青松というこの自然を守るために最大限の努力をしてきたんだというふうに私どもは考えているわけでございまして、もちろん何かができれば影響ゼロというわけにはいきませんけれども、これは私どもは石油国家備蓄基地そのものがよろしいという
○原国務大臣 このたびの志布志の石油国家備蓄基地の位置につきまして、私どもが検討に値すると申し上げましたのは、自然公園法上の立場からは、今回の案であればこれまで心配していたような国定公園の解除にはつながらない、また景観を台なしにはしないというような観点から十分に検討した結果、これならば検討に値すると申し上げたわけでございます。
したがいまして、今度の石油国家備蓄基地の位置についてアセスメントを進めてもいいというような意味合いで、検討に値すると言いました。
石油国家備蓄基地建設そのものは、先ほども申し上げたように環境庁の権限の対象にはなっておらないことは御承知のとおりでございまして、それはまた別の問題として、私どもは、その備蓄基地が置かれる位置が自然公園法上国定公園を守る上においてどうかということについて意見を述べ、そして代案を求めてきたわけでございます。それをずっと検討してきたわけで、今後、埋め立てについては所管官庁から協議があるわけでございます。
さらに石油国家備蓄基地の建設、むつ小川原、男鹿、久慈、これはいっぱいありますね。どうですか、これは六十年までの一つの見通しとして、通産省としては対応し切れますか。
石油公団の方で、石油国家備蓄基地の第三次フィージビリティー、いわゆる立地可能性調査、FSとも言うのですが、この調査基地として第三次の志布志湾を決定されたのはいかなる理由でしょうか。
用地買収は九六%を果たし、移転住民の新住区は完成し、現在、道路造成、むつ小川原港の建設などが行われており、去る八月からは石油国家備蓄基地の建設が始まっています。しかしその他の企業の立地については現在のところメドは立っておりません。
今回の石油国家備蓄基地の調査対象地として全国四カ所を選定されたそうでありますが、その中で鹿児島県の馬毛島、屋久島という離島が特に調査対象の候補地として選定された根拠は一体どこにあるのか、お尋ねしたいと思います。
そこで、石油国家備蓄基地の第一号として注目されておるのがむつ小川原、ここを石油国家備蓄建設予定地として予定をしておりますが、その予定地内に活断層があるかもしれないという、二人の地質学者の教授によってその活断層の存在の可能性が指摘されております。
一方、私が昨年九十国会で十二月十一日に提出した「むつ小川原石油国家備蓄基地建設予定地区内に発見された活断層問題に関する質問主意書」、これに対する政府の答弁書では「石油備蓄基地建設予定地区内には有意活断層は存在せず、基地の建設に支障を及ぼすような問題はないものと判断されている。」皆さんの公団の業務報告には活断層はない、私の質問主意書に対する答弁書には有意活断層はない、差が出てきたわけであります。